
PETZL "Tikka Core" | 山の定番ヘッドライトのスペックと使い方
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夏の終わりを感じるようになり、テント泊・縦走と泊まりを兼ねて山に歩きに行くという声が増えました。
夏の山も泊まりや縦走も面白いものですので「ぜひ今から行きましょう」なんて話もしますが、涼しく快適に気持ちいい稜線を歩こうというのも楽しいものです。
要は四季折々、どの季節も歩いて楽しいものですが、今回はテント泊・縦走・ご来光のお供として必須なヘッドライトの紹介と使い方のご案内も合わせて掲載します。
PETZL "Tikka Core"

PETZL(ペツル)のティカ コアは充電式バッテリと単四電池の双方が使用できる定番ヘッドライトのひとつ。
ヘッドライトは年々進化しており、以前僕が使用していた上位モデルのアクティックコアは350ルーメンでしたが、今ではティカ コアで450ルーメン。上位モデルのアクティックコアは625ルーメン(2025年8月時点)となっています。
一般的なご来光を目指しての山歩きや、テント泊や縦走での使用では十分なスペックで、今シーズンはティカ コアをメインにラインナップしました。
お客様の多くは日常のランニングなどのトレーニングと、山に出かける時でライトを変えて使用されていますが、このティカ コアは山でしっかりと使える仕様です。
日常的なランニングなどで便利なBindiは以下のリンクを参照ください。
"Tikka Core"のスペック
上の表がティカコアの性能に関する一覧です。
一般的に充電バッテリ(コア)を使用するケースが多いと思いますが、バッテリを使用した場合リザーブモードの時間が短いため、毎回使用時には必ず充電を忘れないようにしましょう。
また、その他主なスペックは以下の通りです。
- 重量:84g
- 充電時間:3時間30分
- 耐水性能:IPX4
なお、充電にはUSB Type-Cのコードを使用しますが、コードは付属していませんのでご注意ください。
耐水性能についてはIPX4で日常的な使用や雨天時の程度では問題なく使えるレベルで、より高い耐水性能を必要とする場合は、以前に紹介したBLACK DIAMONDの"Storm 500-R"(IP67)の方が優位といえます。
使い方と機能
ここからはセット内容と使用方法についてご案内します。
セット内容

セット内容は画像の通りで、ヘッドライト本体・ポーチ・バッテリが入っています。
バッテリの充電
使用前には必ずバッテリを充電しておきましょう。
USB Type-Cのコードで充電しますが、商品に充電ケーブルは付属していませんのでご注意ください。
バッテリをセット

バッテリはヘッドライト本体の裏側を開けてセットします。
ティカ コアは単四電池4本でも使用できますので、予備電池を持っている方が安心な方にも適したヘッドライトです。

充電した電池をセットして使用できます。
機能の紹介
ここからは実際の使用についての紹介です。
操作については、すべてヘッドライト上部のボタンで行います。

ロック機能
収納時の不意な操作で間違えてライトを起動させないように、ロック機能がついています。
ロック機能は上部のボタンの長押しです。
明るさ調整

ティカ コアには弱・中・強の3段階の明るさ調整があり、上部のボタンを押すたびに切り替わります。
赤色灯とSOSの点滅

山小屋での使用や、周囲に人がいる状態でマップを見たりと、眩しさを軽減するための赤色灯がついており、通常のライトをつけた状態で上部のボタンを長押しすると切り替わります。
なお、赤色灯が付いている状態で上部のボタンを押すと、赤色の点滅でSOS用に切り替わります。
付属のポーチを用いてランタンに
ティカ コアにはポーチが付属しており、収納用としての使用はもちろん、テント内でのランタンとしても使用できます。

ポーチにヘッドライトを収納してライトをつけることで、テント内に吊り下げてランタンのように使用することができます。

就寝前にテントでくつろぐ際などに重宝します。
その他にも、バンドはリフレクティブ仕様のロゴが入っていたり、調整もグローブをつけたままでも容易であったり、ランプの点灯・消灯時にインジゲーターでバッテリ残量を確認できたり、暗闇でライトを探しやすいよう蓄光のリフレクターがついていたりと、実使用において非常に重宝するライトのひとつです。
秋が近づき、テント泊や長距離のコース・ロングトレイルを楽しむという声も増えましたが、是非お供として活用ください。
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