ALTRA Olympus6 ローカットシューズお手入れ方法

歩いた後のケア|ローカットシューズのお手入れ方法

TakedaMayuko

最近、PORTALでも山歩きやハイキングを楽しまれる方の間で、ローカットシューズの人気が高まっています。私自身もその一人で、以前ALTRA "Olympus 6"のレビューを書かせていただき、山歩きやロングハイキングでもよく履いているシューズです。機能性やデザイン、カラーも気に入っているので、毎回の山歩きがちょっと楽しくなる一足です。

ALTRA "Olympus6" Sand


 シューズにはさまざまなカラーがありますが、シューズのご相談の中で、一目惚れしたカラーに挑戦したいものの、淡い色は汚れが気になって躊躇される方もいらっしゃいます。でも、ちょっとしたお手入れをするだけで、きれいな状態を長く保つことができますし、結果的にシューズを長持ちさせることにもつながります。

山や林道を歩くと、泥や土埃などさまざまな汚れがつきます。放置すると落ちにくくなることもありますが、帰宅後すぐにお手入れすれば、次に履く時もすっきり。

今回は、防水機能のないローカットシューズを例に、私が実際に行っている簡単なお手入れ方法をご紹介します。

アクティビティ後のシューズケア

1. シューズの中の砂や木端を取り除く

まずはシューズの中に入った砂や小枝などを取り除きます。

2. インソールのお手入れ

・外側の汚れが気にならない場合は、インソールを外して完全に乾かします。
・インソールだけ汚れている場合は丸洗いします。

インソールを外して洗う

汚れがひどくない場合はこれだけでも十分です。汗やニオイの原因も解消でき、インソールをきれいにしておけば、ソックスの汚れ防止にもつながります。

3. 全体的に汚れがある場合

・シューズからシューレース・インソールを外し、全体を水に浸します。

シューズからシューレース・インソールを外す

4. 隙間のチェック(ヤマビル対策も)

・ヤマビルが多いエリアを歩いた場合は、シューズの隙間も要チェック。下山後は気付かずに、こんなところに居ることがあります。また、木端などが入っていることも。

シューズの隙間のチェック(ヤマビル対策)

5. ソールやアッパーの洗浄

・ソール部分の泥や隙間に詰まった石などを洗い流します。

ソール部分の泥や隙間に詰まった石などを洗い流す
・水洗いだけで取れない際は、ブラシを使用
ソール部分の汚れを落とす
・ソールのサイド部分の汚れも落とします
ソールのサイド部分を洗う

・水に浸してアッパーをブラシでやさしく洗い流します。
 ※強く擦ると生地が傷むので、やさしく擦ります。また、熱湯を使うと接着部などが剥がれることもありますので、水かぬるま湯がおすすめです。汚れが落ちない場合は中性洗剤やシューズ専用洗剤を使用し、洗剤はよく洗い流します。

シューズのアッパー部分を洗う

6. シューレース・内部の洗浄

・シューレースを洗います。Olympus6のように平紐の場合は表と裏の洗浄をお忘れなく。

シューレースを洗う

・シューズ内部も洗います

シューズの内部を洗う

仕上げ・乾燥

・Olympus6のように、シュータンやアキレスピロー(かかと部分のクッション)の生地に厚みがある箇所は、タオルを押し付けるようにして水分を吸わせておくと乾きが早いです。

厚みのある箇所はタオルに水を吸わせると乾きが早い

・洗浄後は、直射日光を避け風通しの良い日陰で自然乾燥させます。

洗浄後は、風通しの良い日陰で自然乾燥させます

・インソールは外したまま乾かすと、湿気やニオイを防げます。
・乾燥後に再度インソールをセットして完了です。

また、完全に乾いた後に「防水スプレー」を施すことで、メッシュ素材自体への撥水や汚れがつきにくくなりますが、もともと「メッシュ素材」というものは通気性を重視しているものなので、防水スプレーを使用しても、完全防水にはなりませんので、私は防水スプレーを使用していません。(それでも、乾きの速さはびっくりするほど早いです)


少し手間をかけるだけで、次の山歩きも気持ちよく歩けます。淡いカラーのシューズも、こまめにお手入れすれば長く楽しめます。ぜひ、みなさんもお気に入りの一足を大切にしながら、山歩きを楽しんでください。


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