PORTALの第2章。モノを売る店から、体験を共にする『Fellowship』へ
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From products to shared experiences.
2025年12月末。
PORTALは、ひとつの新しい取り組みをスタートさせました。
体験サポートを軸とした会費制コミュニティ(PORTAL Fellowship)です。
おかげさまで、開始から日々少しずつ、
この新しい船に乗ってくださる方がいまして本当に嬉しい限りです。
なかでも、運営や企画から一緒に盛り上げたいという「Deepプラン」に多くの方が集まってくださったことには、僕にとって大きな励みとなっています。
そして、なぜ今7年続けてきた「モノ売りの店」という形を大きく変えようとしているのか。
これまで支えてくださっている皆さまに本当の理由や、今後の店の形を伝えきれていないため
今回は少し長くなりますが、PORTALのこれまでの歩みと、これからの未来についてじっくりご紹介させていただきます。
PORTALの第2章:モノを売る店から、体験を共にするコミュニティへ

7年半前、僕がPORTALをスタートさせた時
宮崎には「良い道具を実際に手に取って選べる場所」がほとんどありませんでした。
山を歩く人も多くなく、フィールドに出て若い方に出会うことも稀でした。
それでも僕は「自然体験を通して得られる感動や、そこから生まれる生活の質の向上(QOL)こそが、これからの社会で何より大切になる」と信じていました。
そして、そうした環境が身近にある
素晴らしい宮崎県という土地で
海だけでなく、山のフィールドも楽しくできたなら。
そんな入り口を作りたいと店をスタートすることにいたしました。
しかし、コロナ禍を経て状況は一変し
今やモノは、実物を見ずとも
どこでも買える時代です。
「店」という場所の存在意義を、根本から考え直そうと常々考えていました。
もちろん、1人ひとりの
体や目的に合った道具を選ぶ重要性は
今も変わらず感じています。
ですが、僕らが本当に求めていたのは
「道具を持つこと」ではなく、
その先の「体験」だったはずです。
「モノが簡単に手に入る時代だからこそ、その先の体験にこそ価値を置きたい」
これまでは道具を購入いただいた方への
「アフターサービス」として、
フィールドへの同行やサポートを無料で行ってきました。
これまで支えてくださった
皆さまへの感謝は変わりませんが
2026年からは、その優先順位を180度入れ替えます。
体験のためにモノを売るのではなく
皆さまの体験を支えることを事業の柱に据える。
幅広い在庫を持つことにエネルギーを割くのではなく
皆さまと一緒に自然を歩き、学び、繋がることにすべての時間を注ぐ。
それがPORTALという場所を、よりよい形で繋ぐシンプルな方法だと考えています。
今は店の定休日を中心に活動していますが、
Fellowshipの仲間が増えるごとに
土日の活動も増やし
いずれは多くの週末を皆さまとフィールドで過ごす。
そんなPORTALの形を
皆さまと一緒に作っていけたら嬉しいです。
道具は揃えることがゴールではない

アウトドアの道具は素晴らしく機能的で
それ自体に大きな魅力が存在します。
ですが、僕は「あの手この手」を使って
皆さまの購買意欲だけを刺激し続けることに情熱を感じません。
要は商売が下手なのだと思いますが
多くの方に道具をお渡ししていながらも
「ひとりで行くのが不安」
「使いこなせていない」という声を多く聞いてきました。
良いモノをお渡しできても
良い体験ができなければ、そのモノは役割を果たしていません。
売って関係性が終わることよりも
PORTALという場所は皆さまがその道具を使って、
自然の中で最高の時間を過ごすまでをサポートする店でありたいと思っています。
ただのツアーではなく
山の話だけでなく
生活や仕事の話も楽しみながら、時に支え合い。
そして、山を歩いたり
渓谷で釣りをしたり、
野生動物を眺めて感動したり、
時に学び合い
皆さまが知り得なかった自然体験の感動の入り口であること。
そうした店の形にシフトします。
教わる場所ではなく、共に楽しむコミュニティへ

PORTAL Fellowshipは、
「教えてほしい」「連れて行ってほしい」だけの場所ではありません。
自然を楽しみたい気持ちがあり、
少しずつでも自分の足で踏み出してみたい。
そんな方と、一緒により良い時間を重ねていきたいと思っています。
そしてPORTAL Fellowshipでは、
「サービス(消費者)」として参加するだけでなく
「仲間(当事者)」として関わるプランもご用意しました。
そして、実際に当事者として
地域を面白くしたい、
日頃暮らす場所を長く面白くしていきたいと
そんな想いで参加いただいている方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
僕自身も会員のひとりとして参加しています。
Lightプラン:まずは静かに覗いてみたい方に
Lightプランでは限定コンテンツの掲載を行い
公開ページには書きづらい情報や
山のルート情報や仲間と歩いたレポートを掲載しながら
少しずつご参加いただいている方の記事なども
掲載させていただくようになりました。
Standardプラン:道具を使い、体験を重ねたい方に
Standardプランでは、読むことに加えて
体験を覚えていくことを大切に。
買った道具をしっかりと使う機会を作りながら
時にみんなで顔を合わせて楽しめるようにしています。
Deepプラン:この場所を一緒に育ててみたい方に
Deepプランでは、読んで体験することに加えて
当事者として色々なことを楽しめるように。
色々な楽しみを覚えたり、
繋がりを増やす企画を考えたり
時に一緒に学ぶ機会を考えながら
より面白くなるように関わる形です。
そして、
参加いただく方が「より楽しめるように」と、
ベテランの方々が情報の提供をしてくださっていたり
体験機会の協力をいただけるようになったりと、
みんなで「みんなが暮らす場所を楽しくしよう」
という動きが生まれていることに、感謝の気持ちでいっぱいです。
店の定休日を増やし、フィールドへ出る時間を増やします

「店はいつも開いてなければならない」
どこかでそう思って店を営んできましたが、
これからは少しずつ店の定休日を増やします。
いつも開いていて、いつでも相談できる。
そんな形ではなくなりますが、
自然での体験を最大化できる店にしようと思っています。
土日も一緒に行けたらというお声も多く
参加いただく方が皆さまのスケジュールに合わせて
一緒に出かけて楽しむという機会を増やせればと考えています。
突然の休みというのは行いませんが
毎月スケジュールを決めて
体験のサポートと、店にいる日とを分けていきます。
本当に良い道具を、本当に必要なタイミングで届けるために

「体験が軸」だと言っても、
道具選びの大切さを捨てるわけではありません。
むしろ時に厳しい自然の中へ入るからこそ、
自分に合った信頼できる道具を選ぶことは
これまで以上に重要だと考えています。
ありがたいことに、多くのお客さまから
「PORTALのおかげで、宮崎では見ることさえできなかった道具に触れることができた」というお声をいただいてきました。
その「道具への信頼」と「選ぶ楽しみ」は
これからもPORTALが守り続けていきたい文化のひとつです。
ただ並べて売る。という形は取らず
皆さまとフィールドを共にし、皆さまの体力や趣味嗜好
そして目指したい場所を理解しているからできる
より良い提案をしたいと思っています。
次から次へと新しいモノを追いかける時代ではなく
良い道具を相棒に
どれだけ深い景色を見に行けるか。
そんな話をしていたいと思っています。
長く身近な自然を楽しみ、笑い合うために

これまで、僕らの店がどれだけ宮崎県を面白いと感じさせることができたのか。
それは測ることができません。
ただやりたいことはシンプルです。
山ほど多くの方に道具を届けることではなく、この場所を楽しみ、笑いたいと願う方々の隣を歩き、共に笑い合える存在であること。
それこそが、僕がPORTALを始めた理由でした。
若い方々には、10年後の自分を支える「生涯の趣味」を見つけてほしい。
僕らと同じ世代やそれ以上の方々には、歳を重ねても健康的に、自然を慈しむ姿であってほしい。
フィールドで得た感動が、日々の暮らしや仕事に還元され、人生そのものがより前向きになっていく。そんな「循環」が生まれる場所でありたいと強く願っています。
「第2章へ踏み出します」
それは僕だけの挑戦ではなく、Fellowshipという取り組みに乗ってくださる皆さまと共に創り上げていくものだと感じています。
大きな変化を考えるには不安もあります。
それでも、目の前で笑ってくださる皆さまと、美しい自然があれば、きっと最高に面白い日々を作れる。
そんな確信だけは揺らぐことはありません。
いつも見てくださる皆さま、そして支えてくださる皆さまと
これから新しくなるPORTALの形で、一緒に日々の生活を面白くできれば幸いです。
まずは、覗いてみるところからでも構いません。
皆さまのご参加を、心よりお待ちしております。
どのプランが合うか迷われたら、店頭やLINEでご相談ください。
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