お客さまのご質問:大崩山に登るには
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月末月初の仕事や入荷対応で、お客さまからのご質問への回答が遅れてしまいましたが、今月もコツコツと更新してまいります。
なお、質問は以下のリンクからどなたでも受付していますので、何かあれば気軽にお尋ねください。
PodcastやONLINE STOREのコンテンツで回答させていただくようにします。
ご質問:大崩山に登るには

今回いただいていましたご質問は「いつかは大崩山に登ってみたいと思っていますが、単独で登れるようになるには、どれくらいの登山経験やレベルが必要でしょうか」という内容です。
大崩山(おおくえやま)は、宮崎県延岡市の奥地に位置する花崗岩の山で「九州最後の秘境」なんて呼ばれることもある山で、その険しさや圧巻の光景から「いつかは登ってみたい」と憧れる方も多い山のひとつで、宮崎県の名峰のひとつでもあると思います。
そんな山に登るための経験や技量につきましてですが、ある程度の距離や高所での行動に大きなストレスがなく、地図が読めるなどの経験で登れなくはありませんが、技量や経験はどうしても文章では判断が難しいため、詳しくは店頭でご案内させていただきます。
が、参考になるような内容を諸々と書かせていただきます。
初めての大崩山にはガイド付がお薦め

「大崩山に登りたい」というのは、店頭でもよく相談いただく内容ですが、もっともお薦めなのはガイドさんに同行いただくこととお答えしています。
ひとつは道迷いの防止や安全のためという点もありますが、見どころなどを見逃してしまいがちな箇所もあるため、最初の一回は色々な見どころを知るためにも、ガイドの活用をお薦めしています。
ちなみに、大崩山のガイドをお願いする場合は、個人的なお薦めとして宮崎県延岡市にある「ノベスタ」という事務所をお薦めしています。
当店をご利用いただいているお客には、時折お供させていただくこともありますが、ノベスタさんには本当にこの山の知識に長けた方などがいるので、お客さまにもよく紹介しています。
大崩山を歩くのに必要なこと

「どうすれば、大崩山に登れるか」というのは、文章ではご説明が難しいのですが、大崩山を歩こうと思った時にクリアしておいた方が良い面というのは、個人的に感じる点がありますので、記載させていただいておきます。
一定の体力
大崩山は急な傾斜や岩場が多く、かつ山頂まで歩いた場合は10km程度の距離を歩行します。そのため、十数km程度の山を難なく歩ける一定の体力が必要です。
高度感を感じる中での行動
急な傾斜や岩場の多い大崩山では、高さを感じる場所が多く存在します。
そのため、高度感を感じる中での行動に不安のある方は、高度感に慣れるような山を先に歩いた方がいいと思います。極度な高所恐怖症な方にとっては難しさを感じる山だと思います。
現在位置の把握
スマートフォンやGPS機器が普及する前は、大崩山を歩くには地図とコンパスや高度計などで現在位置を確認する必要があり、入山する人が少なくルートが分かりづらい大崩山は、読図が出来ることが前提でなければ難しい山でしたが、現在はスマートフォンなどで現在位置を確認することができます。
こうした機器や読図を正しく行なって、現在位置を把握できることは大崩山に限らずとても大切です。
安全第一で念願の山へ

圧倒的な迫力で登ってみたい山とする方も多い大崩山。
宮崎県の名峰のひとつだと思いますが、最初はガイドさんや経験豊富な方に同行いただくことが無難だと思います。
天候によってのリスクなども存在するため、なかなかコンテンツとしては「登り方」的な案内は難しいのですが「登ってみたい」という方が、安全に楽しんでいただければ嬉しく思います。
詳しくは店頭でもご案内しますので、さらに詳しい情報をお求めの方は店頭で気軽に相談してくださいませ。
いただいたご質問には、明確な回答としては難しいものですが、参考になれば幸いです。
引き続き、素敵なアウトドアをお楽しみくださいませ。
注意:
大崩山は宮崎県の山の中でも、遭難事故の多い山です。
安全管理や、道迷い・滑落などの事故防止について注意して楽しみましょう。
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