【Customer's Review】BLACK DIAMOND / PETZL "Sling" | 沢や険しい山域でのセルビレイやお助けに
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先のコンテンツに続き、今回も馴染みのお客さまの愛用品について伺いました。
今回はPodcastを一緒にやらせていただいているMさんの愛用道具。
"Sling(スリング)"でございます。
スリング

一般的な登山道を歩くという点では使用頻度や機会の少ない道具ですが、登攀的要素の強いアクティビティには欠かせない装備品。
クライミングや沢登りなどでは欠かせない装備のひとつで、ガイドさんらも緊急時の対応などに携帯されている方が多いと思います。
セルフビレイ(登攀中の自己確保)や、パートナーのお助けとして使用することが主な用途ですが「夏は沢」と満面の笑みで、先日出かけたという沢登りの話をしながら持ってきてくださったのがスリングでした。
いつもPodcastでご一緒させていただいているのは、歩く達人というイメージなYさんと、色んな遊びを楽しむMさんという異色のコンビに囲まれていますが、それぞれに使う道具も異なりご一緒させていただいていて、個人的に楽しいものです。

個人的に最近は遠ざかってしまっていますが、登攀的なアクティビティを楽しむ上で欠かせないのが気の合うパートナーだと個人的に思っています。
クライマーとビレイヤーの気の合わない登攀では、ストレスが溜まるばかりでなくリスクも大きくなってしまいます。
反面、気の合うパートナーがいれば、未知の冒険を楽しむ要素が強く、チャレンジ精神を掻き立てられたり、登攀を終えた後の大きな達成感もクライミングの面白さかもしれません。
今回はクライミングロープ・ハーネス・ビレイデバイス・ヘルメット等、色々な道具がある中でスリングを持ってきてくださったMさんは、源流釣行などにも出かけられるため、今回は使用機会の多いスリングを持ってきてくださったのかなと思っていますが、僕が初めて触れたクライミング用品も思い返せば源流釣行でのスリングでした。
当時からもう20年ほどが経ってしまいましたが、滝の上部の高度感ある場所を渡渉せねばならず、不慣れでビビっていた僕を引っ張ってくれたのが、当時お世話になっていた大先輩が差し出したスリングで、源流釣行などに出かけられる方の多くも携帯している道具です。
また、スタッフが宮崎にいる頃にバリエーションルートの調査に出かけて「落ちそうだな」という時に一か八かでスリングを木に引っ掛けて「下にいたら巻き込むからどいてー!」なんて言いながら登ったこともあったり。
適切な使用でなければ、むしろリスクを高めてしまう登攀道具ですが、あるといざという時に安心できる身近な道具なスリング。
今回はMさんが沢登りを振り返りながら「あの滝はどうやって登るのが正解?」なんて笑いながらスリングを片手に楽しげに沢の話をPodcastでない場面で話していただきました。
くれぐれも怪我のないように、残り少ない夏を楽しんでくださいませ。
Mさん、ありがとうございました!
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※クライミングギアなどの使用については、必ず経験豊富な方の指導などの元で安全を最優先で行いましょう。
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