
お客さまのご質問:宮崎県で紅葉を楽しむ山と言えば
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先日のPodcastでお客さまにいただいた質問などを話していましたが、そうした内容も少しコンテンツとしても掲載させていただきます。
Podcastを聴くよりも、読んでいただいてチェックされるというお声も多いため、参考になれば幸いです。
少しPodcastよりも細かに書かせていただきます。
なお、質問は以下のリンクからどなたでも受付していますので、何かあれば気軽にお尋ねください。
PodcastやONLINE STOREのコンテンツで回答させていただくようにします。
質問:宮崎県で紅葉を楽しむ山と言えば
いただいた質問は、「宮崎県で祖母山系を除いて紅葉が楽しめる山はどこがありますか?」という内容でございましたが、記事では祖母山系も含めた紅葉が楽しめるエリアを紹介してみます。
ONLINE STOREやWEBサイトは遠方の方がご覧いただいていることが多いため、宮崎県でない方が見ても、少し分かりやすいように宮崎県の山域などの紹介もあわせて書いてみますので、ご覧いただければ幸いです。
質問の前に:宮崎県の山
いまだに店頭で「宮崎県に登れる山なんてあるんですか?」という質問を宮崎にお住まいの方から意外といただきます。
話を伺っていますと、宮崎県の山間部と言われるような西米良村・椎葉村・延岡市・日之影町・高千穂町・五ヶ瀬町などには一度も行ったことがないということ。(質問いただいた方とは別ですが)
イメージとして海・サーフィンなイメージの強い宮崎県ですが、個人的には山間部の山の面白さは九州でもトップクラスだと思っています。
そんな方や、宮崎県のことをご存知ない方向けに、少し大まかな宮崎県にまたがる大きな山域は、以下の通り。

かなり大雑把で恐縮ですが、大分県との県境に位置する"祖母傾山系"、熊本県との県境に位置する"九州脊梁"、鹿児島県との県境に位置する"霧島山系"と、メインと言えるような大きな山域は県境に位置しています。
もちろん、他にも山間部はありますが、その中でもよく知られるのは県境に位置する山域だと思います。
また、宮崎県は海のイメージが強いですが、国土面積約773,500haに対して森林面積は約585,257haと、森林率は76%を占めており、全国で10番目の森林率を誇ります。
もう少し見てみると、人工林率は57%で全国では12番目。
人工林や照葉樹が目立つため、山全体が真っ赤に染まるというイメージはあまりありませんが、深い緑の中にポツポツと見られる紅葉や、山域によっては素晴らしい紅葉も楽しめます。
参考:林野庁・都道府県別森林率・人工林率(令和4年3月31日時点)
宮崎県の山で楽しむ紅葉

Podcastでお客さまと紅葉についてを話していて、あがった山もやはり、九州脊梁・祖母傾山系・霧島山系がメインで、僕らが暮らす宮崎市からのアクセスを考えると、霧島山系・祖母傾山系・九州脊梁の順にアクセスしづらくなるイメージでしょうか。
いずれも適度な標高のある山々に囲まれ、霧島山系では火山帯と紅葉、祖母傾山系では岩峰と紅葉、九州脊梁では奥深い山々と紅葉というイメージを持っている方が多いと思います。
その他にも、Podcast内の会話では尾鈴山も出ていました。
他に低山も出ていましたが、名だたる山域で分かりやすい紅葉と言えば、メインの山域と尾鈴山あたりになるのかなと思いながら話しておりました。
先にも書きましたが、宮崎県は照葉樹・常緑樹の森も多いため、山一面が真っ赤になるような紅葉は多くはありませんが、個人的には九州脊梁の紅葉は見事かなと思ったり。

画像は照葉樹の森です。
もうすぐ紅葉シーズン

紅葉のことを書きましたが、個人的には「さぁ、紅葉だ!」ということもあまりなく、その時々に歩きたい場所が偶然紅葉だったということが多かったりするのですが、個人的にはお世話になっている方々が多い、宮崎県延岡市の奥地の紅葉はやはり好きな風景です。
さらには九州脊梁の紅葉もまた素晴らしく、いやぁ霧島の紅葉も好きだなぁと思うと、結局は絞れず...
もっと若いころは「紅葉だ!くじゅうだ!」と、くじゅうによく足を運んでいた時期もありますが、もう長らく足を運んでおりません。
そんな話を書いていますと、今年の秋はどこに歩きに行こうかなと楽しみになってきましたが、祖母山の黒金尾根の美しい森もまた歩きたく、何年かかっても歩きたい場所は尽きないものです。
店頭でもご相談いただければ体力などに見合った山を一緒に考えますが、山では秋の空気を感じる季節になりました。
季節の移り変わりを歩きながら楽しんで、皆さまが良い秋の風景に出会えますよう願っています。
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