
BLACK DIAMOND "Crag Glove" | 藪漕ぎや高巻きに欠かせないクラッググローブ
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個人的に何年使っているか分からないほど長く使用しているグローブ。
本来の目的とは異なりますが、場所や目的によっては欠かせないグローブ、そんなBLACK DIAMONDの"Crag Glove(クラッググローブ)"の在庫補充に合わせてご紹介します。
元々はクライミング中のビレイ用に設計されたグローブ
ビレイとは、クライミング中にクライマーの安全確保をすることを指しますが、ビレイ中のロープ操作を行う目的で設計されたグローブがCrag Gloveです。
画像では素手でロープ操作をしていますが、本来はグローブを着用しクライマーの落下時にロープを握り、摩擦で手を痛めないことを目的に作られたグローブです。
そのため、高い耐久性が求められるグローブでありまして、僕がクライミングを始めた十数年前に出会ったのですが、これは便利だなとクライミング以外でも使い始めたのがきっかけですが、同じことを考える人は多いようで、同じ目的で使用する方にその後何人も出会うのでありました。
高巻き・藪漕ぎ
今では周囲の仲間内は、みんなCrag Gloveを持っている気もしますが、渓谷での高巻き、そして藪漕ぎなどを強いられるシーンなどでは、欠かせないグローブとなっています。
"歩く"というよりもよじ登るようなシーンで、手当たり次第掴めるものは掴むという場合、若干の棘くらいは気にせずに使用できる耐久性を持っており、岩でも枝でも、地面でもなんでも気にせずに使っています。
また、藪漕ぎを強いられるような場面でも、素手でためらうような鬱蒼とした環境や、バキバキ・ガサガサとかき分けるような場面でも、このグローブをしている時の安心感は抜群です。
少しシビアな場所にいる時に、何か痛いものを掴んでしまって、思わず手を離してしまう。 そんなことが起きないためにも大切なグローブとして、本当に長い期間お世話になっている道具です。
耐久性の高い掌部分

写真は僕の私物ですが、ロープの摩擦に耐えれるよう、掌部分はシンセティックレザーで高い強度を持っています。とりあえず、棘などが貫通した記憶はありませんが、撮影時によく見たら棘が結構刺さっていました。(貫通しないかの検証までは行っていませんが)
本当に頼りにしている道具です。
通気性に優れた手の甲のメッシュ素材
手の甲はメッシュ素材。「通気性抜群」とまでは言いませんが、オールレザーのグローブと比較すると十分です。
あまり使用していて「蒸れた」という記憶はありません。
険しいルートやバリエーションルートなどでも必需品
スタッフも使用するグローブですが、岩場や険しいルートなどでも使用することが多く、バリエーションルートや未知のルートなどを行く時にも携帯しておきたい道具です。
お求めやすい価格も大きなポイント
そして、扱い方が雑というか、激しい使い方をすることが多いため、高価なグローブは使いたくありませんが、Crag Gloveはお求めやすい価格も大きなポイント。
さらに言えばかなり耐久性が高いので、年々高くはなっていますが、本当に元を取る道具だと思っています。
注意:衣類を傷めないように
唯一、使用時の注意としては、ベルクロのベリベリが強めなので、長袖のウェアを着用しているとウェアを傷めることがありますので、干渉しないように注意したいところです。
険しい・変な道などでのお供として

まだまだ夏。
原流域での行動もまだ期間が残っていますし、秋になれば変わったところを歩こうという方もいるかと思います。
BLACK DIAMONDの"Crag Glove"は、本来はビレイ用ですが、険しい道・変化の多いルート・渓谷など幅広く頼れるグローブ。特に藪漕ぎが多いルートや、道な道を行くという方には、お試しいただきたいアイテムです。
多分、一番使っているグローブじゃないかなと思うほど、長い期間活躍しています。
いざという時の道具としても、持っておくと重宝すると思います。
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