
ALTRA "Olympus 275" | 定番のOlympusをさらにアップデートさせたブランドの意志も感じる1足
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当店での取り扱いから非常に好評をいただいていますALTRAの"Olympus Family"に待望のニューモデル"Olympus 275"が登場しました。
現在発売している"Olympus 6"の後継モデルではなく、新たに登場した"Olympus 275"を今回は紹介します。
発売日となる今日(2025/8/8)に、早速早朝の試し履きをと思っていましたが、あいにく昨日から線状降水帯の影響で大雨。
また改めて履いて楽しみに行こうと思います。
275の由来
まず製品名にある"275"の由来ですが、ALTRAのスタートはシューズのソールを自宅のオーブンで温めて、ミッドソールを溶かして改造したことからというのは有名な話ですが、その時にミッドソールが理想的な柔らかさに達し、改造を可能にした温度が華氏275度ということが由来になっています。
まだ"ゼロドロップ"という概念が存在していない頃、ALTRAの信じる道を追求しようというストーリーがあった訳ですが、この275シリーズでは市場のトレンドを追うのではなく、ブランドの哲学を体現するという理念のもとで名付けられたそう。
PORTALは小さな店ですが、やはり同じように「何が流行っているのか」というものではなく、様々なブランドの優れた製品を、いかに自分たちやご利用いただくお客さまの楽しみにフィットできるかというのを不器用ながらに常々考えているわけですが、こうした信念に触れる製品はとにかく興味深く、面白いものです。
MATRYX®をアッパー素材に採用

Olympus275ではアッパー素材にMATRYX®を初めて採用しています。
高強度ポリアミド繊維にケブラー繊維を織り交ぜた複合繊維で、高い耐久性・軽量性・通気性を実現しています。

これらにより、活動中の岩場での擦れなどによるダメージの軽減につながり、より軽く軽快な活動を楽しめ、通気性に優れ、高い快適性を実現しています。
お客様の使用を見ていますと、アッパー部よりもソールが先にダメになることが目立ちますが、それでもアッパーの寿命がより長くなり、より軽く軽快に楽しめることは素晴らしいメリットだと思います。

写真ではお伝えしにくいですが、高い通気性を実現し、持つだけで軽さの伝わるシューズ。
砂利などの侵入を防ぐ

さらに足首部に配置された伸縮素材がゲイターの役割を果たし、活動中の砂利の侵入などを防ぐことが可能になっています。

完全にという訳ではないと思いますが、隙間が少なく、かなりのフィット感があるため、ゲイターを着用することが面倒な僕にとって、非常にありがたいポイントです。
軽量性
重量は当店測定で、僕が使用しているUS8.5をOlympus6と比較すると以下の通り
- Olympus 6 : 345g
- Olympus 275 : 309g
メーカー表記ではUS10.5で338.8gとなっており、かなりの軽量化を実現していることが伺え、Olympusをすでに愛用いただいている方が、より軽快に楽しむという目的にも応えられるポイントです。
Vibram MEGAGRIP

ソールはOlympus6と同じパターンを採用し、素材には高いグリップを誇るVibramのMEGAGRIPを採用しています。
その他にも随所に軽量化を図りながら耐久性を維持するための工夫なども見られる"Olympus 275"
これまでOlympusを愛用いただいている方はもちろん、初めてテストしてみようという方にもチェックいただきたいシューズのひとつで、この秋冬コレクションの中でも個人的に注目していたシューズです。
日帰りのハイキングから、縦走やテント泊・ロングトレイルを楽しむ方にも好評いただいているOlympus Familyのニューモデル。ぜひ、軽快で快適な時間のお供に活用ください。
こちらの画像がWomen'sモデルです。
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