
野生馬を眺めながら歩く宮崎県の最南端、都井岬のハイキング
SHOGONAKANOShare
スタッフの最終出勤を終え、今週の定休日はこれまでお世話になった方々へのご挨拶回りに。
その目的地のひとつが、宮崎県の最南端・串間市に位置する「都井岬」でした。
野生なを眺めながら歩くハイキング
「登山」というカテゴリからは外れますが、自然の中をゆっくりと歩いて楽しむという視点では、都井岬は宮崎県内でも随一の魅力をもつ場所だと感じています。
スタッフが「最後に歩いておきたい」と選んだこの岬は、美しい丘に野生馬が暮らし、その向こうには雄大な海が広がる、まるで日本でないような風景が広がっています。

観光地として知られる一方で、ハイキングを目的に歩く人は少なく、静けさと壮大な自然の中をゆったりと楽しめる穴場でもあります。
都井岬に暮らす野生馬は、餌付けされているわけでもなく、怪我をしても自然のままに任せられるという、本当の“野生”の姿。
人を恐れない馬も多く、近くに寄ってくることもありますが、距離を保ちつつ見守るという、静かな関係が続いています。

最後に好きな馬と過ごす時間
都井岬に何度も通っていると、自然とお気に入りの馬ができるものです。
今回の訪問では、スタッフが以前から親しんでいた一頭と再会することができ、短いながらも心に残る時間を過ごすことができました。

もちろん好きな馬は一頭ではありませんが、今回スタッフが最後に歩いて出会ったお気に入りの馬と最後の時間。

会いたい馬に、いつも会えるとは限らない——
だからこそ、この日現れてくれたことに、どこか小さな奇跡のようなものを感じ、出会えて良かったなと感じるものです。
スタッフの"宮崎勤務"の締めくくりにふさわしい、心温まるひとときでした。
南国ならではな植物
都井岬を訪れるともうひとつ目を引くのが、南国らしい植生の風景。
この地は、ソテツの北限の自生地としても知られており、あちこちでその姿を見ることができます。

岬の先端にある御崎神社の周辺も、天然のソテツに囲まれた独特の雰囲気。
この土地の気候や風土の豊かさを、目でも肌でも感じながら歩けるルートです。


南九州を歩くなら、ぜひ訪れてほしい場所
都井岬を歩くルートは、ルート取りによっては15〜20km程度と、適度に楽しめる距離もあり、疲労感も少なくあっという間に野生馬と海の見える風景を堪能でき、自然の中で気ままに過ごすには最適のエリアです。
また改めて、都井岬の魅力はご紹介していきたいと思いますが、
もし南九州に遊びに来られる機会がありましたら、ぜひ訪れていただきたい、とっておきの場所です。
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