大障子岩(祖母傾山系)を歩く | お客さまと健男社から大障子岩へ
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今週の定休日も、お客さまと山をブラリ。
祖母傾山系の大障子岩を健脚なお客さまと歩いてきました。
毎月11月になると1-2度は冷え込みが入りますが、いよいよ南国の南九州にも冬の気配。
「寒い、寒い」と言いながらの山歩きでした。
大障子岩(おおしょうじいわ)の概要
大障子岩は宮崎県と大分県の県境に位置する、祖母傾山系の一座で存在感のある岩峰が特徴の標高1,451mの山です。 急登や岩峰を楽しめる山で、祖母傾山系の大分県側らしい急勾配の山。
今回は大障子岩の麓に位置する健男社から大障子岩までのピストンで、お客さまと一緒に歩いてきました。
コースとしては少し山に慣れた方向きというイメージで、急勾配や岩場があり、往復で11km強の行程となります。
登山口 - 急登を経て稜線へ

早朝に宮崎市を出発し、健男社から大障子岩へと向かい、傾山方面の美しい風景を眺めてのスタート。
気温は5度ほどで、ベースレイヤー+ミドルレイヤーの2枚で行動をスタートしますが、急登で身体が温まれば、僕もお客さまもベースレイヤー1枚に。

紅葉目的に出かけた訳ではありませんが、稜線に上がるまでの中腹では紅葉も見頃。
時折、息を整えながら紅葉を楽しみます。


落ち葉でスリップする登山道を「お互い気をつけましょう」と声をかけ合いつつ、慎重に標高を上げていきますが、とりあえず急登。

そして稜線が近づいてくると、徐々に北風が当たるようになり、一気に汗が冷え、手も悴んでくるのでミドルレイヤーを羽織って、グローブをつけて稜線を目指します。

稜線 - 大障子岩

稜線に上がれば強風。
しばしミドルレイヤーのままで歩きますが、寒すぎる上に顔が痛い...
風を避ける場所を見つけて、さらにアウターを羽織って大障子岩までの稜線を歩きます。

稜線上の紅葉はすでに落ちており、稜線上はところどころ落ち葉の絨毯。

そしてゆるいアップダウンを繰り返して、黒岩山・前障子岩を経由して大障子岩へ。

貸切状態でしたが、強風と寒さでじっとしてられずに、少し風景を眺めたらそそくさと下山します...
大障子岩の帰路で出会ったホシガラス
寒さで山頂でのんびり出来ずに、そそくさと下山していましたが、途中で目の前にホシガラスが飛んできてのんびり。

全国で見れば珍しい野鳥ではありませんが、九州では祖母傾山系や五ヶ瀬などで時折姿を見れる希少な野鳥で、宮崎県・大分県両県のレッドリストで配慮が必要な種として扱われています。
意外と遭遇することもある可愛い野鳥で、幸い動画も撮らせていただけました。
そしてしばし野鳥を眺めながら休憩し、慎重に登山口まで下山して終了。
ホシガラスにも出会えたいい時間を堪能させていただき、良き山歩きとなりました。
貴重な時間にお供させていただき、ありがとうございました。
一緒に色々なアウトドアを楽しみましょう
店をご利用いただいている方が「始めてみたい」という段階から、ひとりで自由気ままに楽しめるようにという目的であったり、お買い求めいただいた道具を使う機会を増やすためにと、店の定休日を活用してお客さまとよく山や自然へと出かけています。
最近は半分トレーニング的な山行もありますが、そんな時間を一緒に歩きたいという方もいて、また定休日が賑やかに過ごせそうですが、引き続き「これから始めたい」という方も、店をご利用いただいている方も、色々な遊びを楽しんでいきましょう。
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