韓国岳(霧島山系)を歩く | お客さまと夜明け前の韓国岳をブラリ
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今週は火曜・水曜と連休の定休日をいただいていますが、定休日初日はお客さまにお供させていただき、夜明け前から韓国岳をブラリと歩いてきました。
「山に行きたい」と店をご利用いただいているお客さまと、店での話の流れで「では一緒に行きましょう」と、寒くなる前に夜明け前のハイキングをと霧島山系の名峰、韓国岳へと出かけてきました。
韓国岳(からくにだけ)の概要
韓国岳は宮崎県と鹿児島県の県境に位置する霧島山系で最も標高の高い山で、南九州や九州にお住まいの方であれば、ご存知の方が多い名峰のひとつ。
霧島山系で最も高い1,700mという標高ですが、登山口との高低差が少なく、宮崎県では「遠足で歩いた」という方も多く、手軽に登れて素晴らしい展望が楽しめる山です。
店頭でも「はじめての山」としてお薦めすることの多い山で、日中の行動であれば僕がお供せずとも楽しめて、今回ご一緒したお二方とも歩かれましたので「では夜の山を」と出かけてきました。
暗い時間からヘッドライトをつけて韓国岳山頂へ

もともと「ご来光でも楽しもう」と、九州固有の呼び方であれば"朝駆け"と言われる、夜明け前の山歩きですが、天候はあいにく曇。
登山口に到着すると、山頂はくっきりと見えていたので「日の出は見れずとも、歩いて楽しみましょう」と4:30前から黙々と山頂へと向かい、1時間強で山頂に到着。
暗がりの中、防寒着を着用して少し休憩しますが、周囲を見渡せば高千穂峰や新燃岳もくっきりと見える美しさ。
小一時間歩いてこれだけの展望を楽しめるというのは、本当に素晴らしい山です。

さらには「雲海が見てみたい」とお客さまが仰られており、最盛ほどの迫力ではありませんが、見渡せば雲海も広がる夜明け前の貸切の山頂。

そして、そんな雲も徐々に近くにやってきて、しばし幻想的な雲の流れを楽しみます。
が、寒い...
日の出は雲に阻まれ眺めることはできませんでしたが、西米良の山々や尾鈴山などが雲から顔を出しており、しばらくは寒さに耐えながら美しい朝の風景を堪能します。


温暖な南九州でも冷え込みを感じる時期になりましたが、のんびりと朝の風景を楽しませていただきました。
大浪池方面へ下り、登山口へ

山頂での風景を楽しんだ後は、登ってきた道を戻るか、大浪池方面に降りて戻るかをお客さまへうかがうと、お二方とも「大浪池方面」ということで、木の階段を下る大浪池方面へと下ります。
さすがに山を歩き始めて、晴れた休日は山へと出かけられていて、歩いて楽しまれる光景はご一緒させていただいて嬉しいものです。
そして全く考えていませんでしたが、大浪池方面ではちょうど紅葉が見頃。


のんびりと"つつじヶ丘"へ向かう道中に紅葉を楽しみながら、時に写真を撮りつつ楽しみます。


紅葉を考えていなかっただけに嬉しいオマケでしたが、そんな風景をお客さまとのんびり楽しみながら、ぐるりと韓国岳を周回した朝でございました。

個人的にも久しぶりに韓国岳を歩きましたが、良い朝をお客さまと満喫できて嬉しい時間でございました。
また歩いた場所を聞かせていただきつつ、どこかで次の山も考えて出かけて行きましょう。
素敵な朝をありがとうございました。
最近は道具をお買い求めいただきつつ、実際に慣れるまで一緒に出かけましょうというケースや、定期的に一緒に歩いて色んな山を覚えようということで、お客さまにご一緒させていただくことも増えました。
なかにはトレーニングを兼ねて一緒に歩くケースや、定期的に僕との計画があることで日々の運動をやろうという意欲づくりなど、色々な目的でご一緒させていただいていますが、引き続き「買った道具は使ってナンボ」だと思っていますので、当店をご利用いただいている皆さまも、楽しむためのご相談などは、気軽に店頭で申し付けくださいませ。
山でも海岸線の道でも、時にテント泊などでも、予定さえ合えば一緒に楽しみに出かけていきましょう。
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