
足立山・小文字山(福岡県北九州市)を歩く | 北九州市で朝のひと山ブラリ
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今週の定休日、火曜水曜の2日間は所用を兼ねて福岡県北九州市。
初日は平尾台を午前中だけブラリと歩いて、2日目は朝のひと山と、僕の実家の裏にある足立山をブラリと歩いてきました。
足立山(あだちやま)・小文字山(こもんじやま)の概要
足立山(あだちやま)は福岡県北九州市に位置する標高598mの低山。
市街地に近く、関門海峡を挟んで本州を眺めることができ、九州百名山の一座でもあることから地元の方に愛される山なんだろうなと思いながらブラリ歩いてきました。
途中に通る小文字山は、幼少期に「小文字焼き」という"小"文字を麓から眺めた記憶があるような、無いような...
僕が育ったのは前日に歩いた平尾台という山の麓ですが、僕が生まれたのはこの足立山という山の麓町。
当時の記憶はありませんが、そんな山をブラリと歩いてきました。
福岡県北九州市

福岡県北九州市。
"修羅の国"なんて呼ばれる街で、個人的にも"やんちゃな街"というイメージが拭えない場所でありつつも、人情の街であります。
僕も10代後半までをこの街で過ごしましたが、当時は夜遊びばかりで山に登るなんていうことは考えたこともなく、そんな街の山を歩くというのが、どこか新鮮だったりします。
小文字山へ

元々は天気が不安定で「雨かな」と思っていましたが、早朝に目覚めるとパラっと雨が降っただけの模様。
雨ならばゆっくり寝てようかと思っていましたが、雨も降りそうになかったので、サッと起きて登山口へと移動。
さすがに市街地から近いだけあって、運動を楽しむ方で賑わっており、僕も準備をして登山口から山へと入ります。

登山口を出発して、いきなりの急登。

湿度もあり、すぐに汗が滝のよう。
ゆっくり身体を慣らしながら急登を上がりますが、これをトレーニングに使う方も多いんだろうなと思いながら、時折お会いする方と談話し励まし合って上がればすぐに小文字山。

登山口から600mほどで小文字山の山頂につくので、あっという間に展望のひらけたポイントに到着します。

眼下に広がる街を眺めながら「ここは夜に登って夜景を眺めたいな」と、そんなことを思います。日の出前に登って朝日を眺めるのも良さげ。
宮崎県では栄えた街を見ることがないだけに、これはこれで新鮮で素晴らしい展望です。
もう少し時間が経った方が晴れそうなので、ここから足立山まで足を伸ばします。
ブルービーに出会う稜線歩き

小文字山を経由して、足立山へと向かう道中では身体作りに歩かれる地元の方と話したり、「暑いけど頑張りましょう」なんて励まし合ったりと、会話も楽しませていただきながら虫を払い歩いていきます。
そして、道中では青い蜂、ブルービーに何度も出会いますが、なかなか動きが速く写真には収められず...
こんな何の写真か分からないものだけ...
とりあえず何となく青い蜂の影だけ笑
時間が無かったので蜂の写真は諦めて進みます。
妙見宮上宮

そして山頂直下に位置する妙見宮上宮に立ち寄ります。

写真は撮っていませんが、変わった狛犬だなと思って見ていたものは、和気清麿呂公を助けた猪だそう。
じっくり見ていないので、また行かねばなりませんが、とりあえず家族の健康を願って手を合わせて足立山へ。
足立山へ

妙見宮上宮を過ぎると足立山まであと少し。
最後の登りを歩いて山頂でひと休憩。

ここから本州を眺めて、出会った方に別れを告げて、予定があったのでソソクサと下山します。
帰路で眺める小文字山からの風景

帰路では青空も見えるようになり、再び小文字山から街を眺めます。
そして、関門海峡を隔てて本州は山口県下関市。

「熊の居るエリアと居ないエリアか」と、そんなことをぼんやり思いながら船を眺めて、反対側には前日にあるいた平尾台。

良き低山登山を楽しませていただき、出会った方から「次は福智山においでよ」と言われたので「次回北九州を訪れる際は、福智山かな」と、そんなことを思いながら風景を眺めて帰路につくのでありました。
1泊2日の福岡県北九州市をブラリ。
出会う方々がとにかく気さくで、話していて心弾む街。
また折を見て歩きに行こうと思う素敵な時間を楽しませていただきました。
山でお会いした方々に感謝です。
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