防水素材
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こんにちは、PORTALの中野です。
いつもありがとうございます。
GORE-TEX Pro
GORE-TEX C-Knit Backer
PERTEX SHIELD
e-Vent
Tasma
FUTURELIGHT
これらは、防水素材として知られている素材ですが、これらの中にも「防水透湿」「防水通気」と言われる素材が混在しています。
例えば、今シーズンに店頭でラインナップしてお買い求めいただいた方もいます、Teton Bros.の代名詞的なジャケット「Tsurugi Jacket」に採用されているTasmaや、ノースフェイスの開発したFUTURELIGHTは、防水通気素材として謳われています。
「防水透湿」と「防水通気」の違い

上の写真は、以前に仲間内で雪山を楽しみに遠征に出掛けて、撤退したときの1枚です...
ひとりは、店でガイドをお任せしている方です。
PORTALでは冬のジャケットには「防水通気素材」をセレクトすることが多いです。
それは、温暖な南九州では通気性の高いジャケットの方が蒸れにくく、脱ぎ着を減らせるという考え方でセレクトしています。
ですが「防水透湿」と「防水通気」の違いと言われると、まだ分からない方もいると思いますので、少し説明を。
GORE-TEXの素材などに代表される「防水透湿」の素材は、「水は遮断、水蒸気は通す」というミクロの孔を持った素材。
それによって、雨や雪を遮断し、水蒸気となったウェアの中の蒸れを排出するという特性を持った素材です。
これは、空気は通さないが「水蒸気となった水の分子を通す」という素材で、あくまで通気をしている訳ではなく「透湿」という現象が発生するためには、ウェアの内側・外側の気圧差という条件が必要になります。
= 活動を行って、ウェアの内部の温度と水蒸気圧が高まることで、冷えた外に向かって水蒸気を染み出すということにつながります。
裏を返せば、汗をかくスピードが高く、透湿を上回った時や、外気温が高くウェアの内外差の温度差がないと透湿しにくいという弱点があります。
そして、防水通気というのは空気を通す「通気」というのを機能性として持たせています。
そのため、ウェアの内外の気温差がなくとも、着用時から通気しているという特性があります。
どちらが良いか
では、どちらが良いのかと言いますと、それはシチュエーションやその方の楽しみ方によりけりというのが、僕個人的な考え方です。
例えば行動量が多くなく、のんびり歩きながら寒さを防ぎたいという考え方で防水素材を選ぶなら、防水透湿で通気性の低いウェアに利があると考えられますし
冬でもガッツリ動いて、衣服内の蒸れを極力抑えたいという場合では「防水通気」のように空気を通さないジャケットが適していると言えます。
三種の神器
昔から登山業界では「シューズ・レインウェア・バックパック」を登山の三種の神器として「必ず持っておくべき道具」と言われています。
僕自身もその考え方には賛成していますが「持っているけど使っていない」「使うシーンがあるのか」と考えずにただ揃えるだけではもったいないので、僕はレインウェアはお客様のシチュエーションによってご提案するようにしています。
というのも、近年は価格投稿により、とにかく防水ジャケットが高い...
あまり在庫もしたくないというのが本音です。
撥水性の話
さらにはアウトドア経験の長い方では、すでに知られていることですが、最近のウェアは撥水剤の性能が変わってきたことで、ひと昔前の製品と比較して撥水性が落ちているものが多く存在します。
これは環境の観点でやむを得ないことで、レインウェアは適切に手入れ・ケアをしなければ性能が低下してしまいますので「使い方は分からないけど、もっておけと言われたから」という理由で売るのも僕は好きでないという、なんとも商売に不向きな性格です。笑
少し遊び慣れてから
とは言えども、レインウェア・オールウェザージャケット・ハードシェルなどと分類される「防水ジャケット」は、アウトドアを楽しむ上では、大切な装備品のひとつです。
僕は山でも渓谷でも使用するので、1-2年で劣化して使えなくなることが多くある製品ですが、安価でないので少し使い方を考えねばと思っていますが、
防水透湿・防水通気など、素材特性は少し遊び方や自分の趣味嗜好がわかってからの方が、ハズレのない買い物とも言える印象を持っています。
昨年より、春夏シーズンにはレインウェア、冬には冬のシェルをラインナップしていますが、今年2026年の春夏は、Teton Bros.のレインウェアが入荷します。
これは「防水透湿」の薄手のジャケットで、軽量性を重視してセレクトしている製品ですが、ぜひまだお持ちでない方で、遊ぶ頻度の高い方は「防水ジャケットは持っておかねばな」と、なんとなく思っておいてください。
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少し大雑把ですが、素材特性のことを知りたいというご要望をいただいたので、不定期に色々なアウトドアの素材のことを書いていきます。